鉄骨階段、手すり、門扉、フェンス、架台、看板の下地、機械カバー。鉄工・溶接の仕事は、図面や現場の寸法から一品ものを作る仕事です。同じものは二つとありません。ところが外から見ると、その工場で何が作れるのかがまったく分かりません。分からないままだと、問い合わせは電話をかける手前で止まります。

「何が作れるのか」が外から分からないと、問い合わせは来ない

鉄工所や溶接業は、看板を出していても中の仕事が見えません。門扉を一枚頼みたい人も、鉄骨階段を任せたい工務店も、まず「そこが作れるところなのか」を確かめようとします。会社名と電話番号だけのページでは、その確認ができません。確認できなければ、電話は鳴りません。

一品ものが中心の仕事には、既製品のようなカタログがありません。だからこそ、これまで作ったものの写真がそのままカタログの代わりになります。実績写真の点数が、そのまま信用の量になる。鉄工・溶接業のホームページは、まずここが土台です。

鉄工・溶接への依頼は、個人より同業者・工務店・設計事務所・製造業の会社から来ることが多い仕事です。担当者は電話やメールの前に、だいたい次の三つを探しています。

  • 材質……鉄だけなのか、ステンレスやアルミも扱えるのか。
  • 寸法と重量……工場で加工できる最大寸法、吊れる重さ、運び出せる長さ。
  • 工法と対応範囲……アーク・半自動・TIGのどれができるか。工場製作だけか、現場溶接まで行くか。

この三つが書かれていないと、相手はわざわざ問い合わせて確かめるより、書いてある別の会社に連絡します。つまり問い合わせの手前で外されているわけです。腕の差ではなく、書いてあるかどうかの差でそうなります。逆にいえば、書いておくだけで候補に残れます。

鉄工・溶接業のホームページに載せるべき3つ

01一品ものの製作実績を、できるだけ多く

鉄骨階段、手すり、門扉、フェンス、架台、機械カバー、看板の下地。用途ごとに分けて並べます。一枚あたりの説明は短くて構いません。材質・おおよその寸法・工法が添えてあるだけで、見る側は自分の案件に置き換えて考えられます。全景だけでなく、溶接部やビードの寄りも一枚入れておくと、仕上げの丁寧さが伝わります。

02設備と、対応できる材質・寸法

溶接機の種類、切断・穴あけ・曲げの設備、工場の広さと有効高さ、クレーンの能力、扱える材質と最大寸法。数字で書けるものは数字で書きます。ここは読み物ではなく、相手が可否を判断するための一覧だと割り切って構いません。現場溶接や取り付けまで請けるかどうかも、必ず一行入れておきます。

03図面から作るのか、現物合わせもできるのか

完成した図面をもらって製作するだけなのか、寸法を測りに行って現物合わせで作れるのか。手描きのスケッチや写真からでも相談に乗れるのか。ここは同業者からの依頼と、工務店や個人からの依頼で求められるものが変わるところです。受け方の幅を書いておくと、合わない問い合わせが減り、合う依頼が増えます。

ポイント

鉄工・溶接のホームページは、作品集であると同時に仕様書です。作ったものの写真と、扱える材質・寸法の数字をそろえて出すと、金額を比べる前の段階で候補に残れます。

費用と、当店の作り方

ホームページ工務店では、鉄工・溶接業のホームページを制作費8万円でお作りしています。公開後は月額保守8,800円(税抜・契約必須)着手金0円です。完成した実物をご確認いただいた後、公開前に銀行振込でお支払いいただきます。原稿も写真もこちらで用意しますので、材質や寸法をお聞きしながら、実績の並べ方と対応範囲の書き方を整えます。最短1週間で公開できます。

実際の見せ方は鉄工・溶接業の制作デモでご覧いただけます。料金の内訳は料金案内、写真の整え方は施工事例の見せ方にまとめています。

まとめ

鉄工・溶接業のホームページで大切なのは、①一品ものの製作実績、②設備と対応できる材質・寸法、③図面と現物合わせのどちらに対応できるかの三つです。相手は連絡する前に「できるかどうか」を確かめています。その確認をページの上で終わらせておけば、同業者からも工務店からも、声はかかりやすくなります。